野トリ写

　
　
今日、高い梢から一、二羽のウソの声が聞こえていたと思ったら、フイッフイッというその声が急に足元から聞こえてきた。


見ると、頬の赤いウソのオスが数メートル離れた地面に降りて、ぴょんぴょん歩き回っている。


人を警戒することもなく、昨日の雨水が少し溜まった場所に来てゆっくりと水を飲んでは休み、飲んでは休みを繰り返していた。


体色と尾羽の羽軸の様子から見ても、北国からの渡り鳥のアカウソではなくて、漂鳥のウソのようだ。


私からの距離は３、４メートルくらいだろうか、まん丸の紅ほっぺは最高に可愛かった。





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